龍宝院

この龍宝院は、竜神にまつわる言い伝えがある。
昔、ひでりや長雨の時には村人がこのお堂にあつまり、修験僧と読経を続けた。そして近くの焼山の山頂に八つの大石をあげて八大竜王石とし、各家からは藁や採種で作った松明を持って集まり、火をたいて慈雨や晴天になるよう祈った。
龍宝院境内に大きな石がたくさんあるが、これらは安政3年(1856)当時の住僧が集め、木を植え整備された。
本尊不動明王を安置している。