柏原の町のあちら、こちらに「これより やくしの道」の道標を見ることができます。
明星輪寺(みょうじょうりんじ)、通称「西薬師」さんは明星山、泉明院といって天台宗の成菩提院の末寺として開かれた寺です。その「西薬師」さんへの道案内となる道標です。
泉明院本堂にあります「薬師如来像」は、伝教大師(最澄)が東国を巡回された時、成菩提院に立ち寄られ、説法をされた夜、不思議なことを感じられ「一刀三礼(いっとうさんらい)」をもって刻まれたと伝えられています。
又、大師が彫刻された時に池の中から星が出現し、夜が日中のように明るくなったことから、寺の山号が明星山となったと言われています。(引用:柏原宿ぶらり歩きのとも)