常夜燈・高札場跡

柏原宿の防火と旅人の安全をねがい、火伏せの神「秋葉山」と刻まれた灯燈。​安永6(1777)年につくられている。常夜燈(常夜燈、じょうやとう)とは、一晩中つけておく明かりのこと。転じて街道沿いなどに設置されている建造物のことも指すようになった。


隣接して高札場があった。高札場とは、幕府や領主が決めた法度(はっと)や掟書(おきてがき)などを木の板札に書き、人目のひくように高く掲げておく場所のことです。 土台を石で固め、その上を柵で囲んだ内部に数枚の高札が2段に掲げられ、風雨を避けるために屋根が設けられていた。高札とは、古代から明治時代初期にかけて行われた法令を板面に記して往来などに掲示して民衆に周知させる方法である。

当時の高札場の様子